繰り返して言えば、B2B企業が発する140文字のリリース情報やイベント情報は、そもそも需要が無いのです。マーケット全体からみたら大変ニッチなツイッターユーザーの、さらにニッチなところを狙っているのですから。
ではどうするか。
僕の現段階の持論は、「B2B企業はツイッターをカスタマーサービスに利用するなら、大いに意義がある」というものです。
ソーシャルメディアマーケティングの本質はユーザーとの「対話」です。
一方的な情報発信からは「対話」は生まれません。そこから得られる果実は、幾ばくかのSEO効果と、数少ないフォロワーへのメッセージ伝達くらいです。やらないよりマシですが、効果も同じく「やらないよりマシ」程度です。PR担当者の貴重なリソースを割くくらいでしたら、ツイッターには手を出さず業界紙の取材を獲得する努力をするべきです。B2B企業はカスタマーサービスにこそ、ツイッターを利用する価値がある。その好例として、同じく半導体業界のB2B企業、テキサス・インスツルメンツ(TI)のツイッターアカウントをご紹介します。
@TXInstruments
パッと見てアットマーク付きのリプライが多いことが印象的。キーワードをモニタリングをして、TIについてツイートしたユーザーに感謝のメッセージを送っているようです。
また、困っている顧客に対してTIからアプローチすることもあるようです。個人的にはB2B企業のツイッター利用で得られる最大の果実が、こうしたやり取りだと思います・ツイッター以外では決して実現できないコミュニケーションです。